株式会社おしゃれ企画 小野綾

まずは2週間研修に参加できたことも、自社のスタッフ、自店のスタッフのご協力あってと身をもって感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

そのなかで自分なりに感じたことが3つあります。

 

 1つ目は歴史、物事を知る事の重要性です。

教科書やテレビの媒体で知る世界的文化財の遺跡や絵画を実際に自分の目で見る世界は本当に迫力があり、特にレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、「ミケランジェロの最後の審判」の壁画は見ることができることも希少であることから、とても圧倒され、記憶に焼き付いています。歴史的建造物の様式も、時代背景は教科書などで知っているようで知らないことが多く、これらも知ろうとしなければ得ることができず、見に行こうとも思わないかもしれません。日本にも多くの歴史的にも現代的にもアートな作品、芸術的な作品があります。自分の感性を高めるためにも色んな場所に訪れたいと思うようになりました。

 

 2つ目は人とのつながり、コミュニケーションの取り方です。

自社のスタッフはもちろん、他社のスタッフと2週間ずっと行動を共にすることは今後無いかもしれません。仕事のことに限らず、たくさんの話を出来たことも、自分にとっては大きな影響であり、大切な思い出の一つです。ヨーロッパの国々は挨拶の国と言われているように、人との関わり方は日本とまた少し違うなと感じました。お店に入った時、何かをお願いするとき、自分から挨拶をする。お互いが気持ちよく関わるためのきっかけづくりは当たり前のようで日本ではなかなか、ためらいや不用意に関わらない風潮があるように感じました。いいサービスを受けるためにも人とのコミュニケ―ションを良い距離感で取ることは大切であると感じました。

 

 最後に、2週間参加したことで自分の中での価値観が変わったように感じています。

何事も準備から物事を進め、仕事をすることはもちろん大切ですが、街を歩き、街を感じ、学ぶ時間を作ることもまた、自分の成長に繋がるのだと感じました。今は色んな媒体があり、いろんな情報を家に居ながら得ることができます。よくない部分もありますが、必要な情報を得ること、知ろうとする姿勢は今後も続け、時間がある限り、外に出て、自分の目で体感しに行き、流行を学び、発信していけるよう、取り組んでいきたいと思います。

貴重な経験、体験ができてとても充実した2週間でした。ありがとうございました。