今回、2週間ヨーロッパ研修に参加させていただき、とても貴重な経験をする事ができました。

今回の研修では、自分たちに足りなかったもの、反省しなければならないことがたくさんありました。

ここまでの撮影をするのは初めての経験で、本当に勉強になることばかりでした。

撮影のテーマを決めることから始まり、そこから衣装やメイク、ヘアなど、どういうものを作りたいのか、表現したいのか、まずはそこからでした。お互いにプランを考えて、そこから１つの作品を作り上げていくということが、どれだけ大変かが身にしみて感じました。私はメイクの担当でしたが、普段やっているメイクとは違い撮影用のメイクの難しさに苦戦しました。

自分たちのやりたいメイクを実際にデッサンしたり、それを人の顔でやるというのは簡単なようで難しいものでした。尾崎先生にたくさんアドバイスを頂き、手直しをしたり、練習をして、当日を迎えました。

 

実際にやってみると、外人さんの顔は日本人の顔とは違い彫りが深かったりしたので難しいものでした。

そのまま見るのと、カメラを通して見るのとでは違い、細かいところまでしっかりやらなければいけなかったり、ちょっとしたことで見方がとても変わるのだと分かりました。アイシャドウの色、チーク、リップは見た目の色と実際に付けたときの発色がだいぶ変わるのでそこも難しいところでした。

 

メイクだけでなく、トータルのバランス、衣装、全てが一つになって作品が出来上がるということを改めて感じました。

何一つ妥協してはいけない、自信を持ってやらなくてはいけない。

今回の撮影では自分たちの甘さをとても感じました。

全てのチームの撮影を見ることは出来ませんでしたが、とてもいい刺激にもなりましたし、圧倒されることもたくさんありました。

自分たちにはないもの、たくさんのアイディアが詰まった作品を間近で見ることが出来たことは、私にとって、とてもいい経験になりました。

反省もありましが、無事に撮影を終えることができて、本当に良かったと思います。

撮影以外では、たくさんの建造物、美術館、街並みなど、日本では見ることができない素敵なところをたくさん回り、見ることができました。自分が想像していた以上のものでした。

中でも、ルーブル美術館は本当に素晴らしかったです。建物もそうですが、中に飾られた絵の数、時代背景、迫力がとてもありました。一つ一つに意味があり、たくさん解説もして頂いたので、とてもいい勉強になりました。今の時代とは全く違う世界だったのかなと改めて感じました。ゆっくり観ることができたので、とてもいい時間を過ごすことができました。

 

今回、イタリアとフランスの二か国に行くことができて、素晴らしいものをたくさん見ることができました。そして、この研修に参加していなければ、他社のスッタフともここまで仲良くなることはなかったと思います。

 

これからは、良き仲間であり、そしてライバルでもあります。お互い切磋琢磨していきたいと思います。

この研修に参加できたのも、引率して下さった渋井社長、河井さん、前さん、尾崎先生、お店のスッタフの協力があって参加ができたと思います。貴重な時間を頂けて本当に感謝しています。研修で学んできたことを忘れずに、今後の営業に生かしていきたいと思います。