若竹塾10期生 第6講 【自分自身の未来を信じる】

おかげさまの心。

関東では春が終わりを告げようとしていた4月、満開の桜が出迎えてくれた北軽井沢。

普段住み慣れた、人で溢れ返る街中から移り夜は2℃まで冷え込む閉ざされた環境で学んだことは、一度立ち止まり自分自身を見つめ直す時間の大切さだった住職の法話を聴き座禅を組み、鳥の声や風の音、空気の匂いまで普段気にすることの無い些細であり、且つ在って当然の存在に気付き、おかげさまのど真ん中で自分が存在していること、どれ程恵まれた環境に居るのかを認識する貴重な体験となった。

私たちは自らの命をコントロールすることなどできず、自然の中で生かされている身であると言うこと。

置かれている環境を責めても始まらない。今の自分は全て自分自身の心が作り上げたもの、そして日日是好日。毎日を“好日”に出来るかどうかは私たちの心がけ次第だと言うことを学んだ。