若竹塾11期生 第3講

 

 

 

人材育成を目的とする若竹塾、11期生第3講目は刃物の町「岐阜県・関市」へ。
お忙しい中駆けつけてくださった関市市長の尾関健治氏よりお言葉を頂き今回の研修は始まりました。
鎌倉時代から受け継がれる関鍛冶の技を今に伝える施設「関鍛冶伝承館」と、伝統の関の刃物と同じ製法で理美容ハサミを製造している「株式会社ミュウ」。
Made in japanにこだわり高品質の精密刃物を製造している刃物のトップメーカー「 FEATHER」
そして長良川河畔の小瀬の里で、一千年余りの歴史のある「小瀬鵜飼」の見学をしてきました。
日本刀鍛錬を間近で見学し、刀匠とのディスカッションや、我々美容師の道具であるハサミがどれだけのこだわりと思いで造られているかをご講話頂き、鵜飼や刀匠の伝統がどのように守られてきたかという講義を受けました。そして各業界の話を聞くことで、今後の美容業界の将来を考え、どう行動していくかを未来を見つめ塾生全員で話し合いました。
今回の講義を通して、伝統や技術、自然が失われて、AIが発展していく世の中の流れは、生活するには便利ですが。やはりそれでもどこかで職人としての役割を果たす事が世の中には必要だと感じました。
人の手の大切さ、手から手へと受け継がれた技術はAIでは作ることができないきめ細やかな芸術だと痛感し、我々美容師の仕事ととても類似していることも感じることができました。お客様の気持ちを理解し、細かいところまで感じ、形にすることができる仕事に更に誇りを持っていきたいと思います。
ZELEでは多種多様な研修を行っております。技術・人間力・感性と全てを学べる場が揃ってます。
人として大切なリーダーとしての考え方、仕事への姿勢、業界全体への思いを胸にこれからも切磋琢磨して参ります。
次回は三重県伊勢市、伊勢神宮にて研修をしてまいります。今後も常に上を目指し学んでいきます。

【関連リンク】

関鍛冶伝承館へのページはコチラ(外部リンク)

株式会社ミュウへのページはコチラ(外部リンク)

FEATHERへのページはコチラ(外部リンク)

小瀬鵜飼へのページはコチラ(外部リンク)